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読了“富豪刑事”&“「スーパー隠岐」殺人特急”。

2冊ほど、本を読み終えましたが、ちょこまかと忙しくて書けなかったので、今更だけど、感想などを。


富豪刑事まずは、筒井康隆著“富豪刑事”。筒井康隆は初めてでした。
深田恭子主演でドラマが始まったやつです。
いちお、ドラマが始まる前になんとか読み終わりました。
本の感想は、最初の方は良かったけど、半分以上過ぎると、作者が書くの飽きてきたんじゃ!?という印象を受けました。
いや、もしかしたら、趣向を変えようとしたのかもしれない。
しかし、失敗に終わったような…。(あたしにとっては、ね)


お金を使うことに注視しすぎちゃったかな?というところは多々あるものの、本格派推理小説ではないので、弱冠コメディ風?と受け止めれば楽しめました。


ドラマの感想は、なんていうか、大味になっちゃったなぁ…と。
もう、金持ちな部分しか全面に押し出されていないような。
深田恭子がお姫さまなドラマでした。
ま、娯楽です、娯楽。深田恭子を見てあげてください。


「スーパー隠岐」殺人特急次は、久々の京太郎。
西村京太郎著“「スーパー隠岐」殺人特急”。
万人受けする推理小説なので、読みやすいっちゃ読みやすい。
最近、どうもおもしろいのが出てないんだよね〜、京太郎。


で、この本も、動機が全然わからなくて、「なんで?なんで?」って読み進めていて、久しぶりに当たりなんじゃない!?と思っていたら、そんな風に終わるんかい!?って、拍子抜けしてしまった。
京太郎、ネタ切れなのかなぁ〜。
たくさん書きすぎたから仕方ないのかなぁ〜。


それとも、あたしが慣れすぎちゃっただけなのかなぁ〜???
頑張れ、京太郎〜。
湯河原の、西村京太郎博物館に行ってみたいゾ。
著書が全部あるらしいし。


でもって、最後に気になる小説、“ダ・ヴィンチ・コード
Amazonのレビューを読んでみたところ、難しそうなわりに、意外と軽く読める、みたいなことが書いてあったので、手を出そうかどうか、迷い中。
ただ、これ、洋モノなんだよね…。
洋モノはニガテなんだよね…。


どうしよっかなぁ〜。


ちなみに、宮部みゆき著“蒲生邸事件”は、印象深い本でした。
あたしは、一度読んだら、あんまし読み返すことはないんですが、あの本は、何回か読みたいと思う本でした。