ESC

“悪女(VANITY FAIR)”鑑賞。


リース・ウィザースプーン主演。


話は興味ないな〜、っていうジャンルだったのだけど、キューティ・ブロンドの女優さんがどんなになっているのかを見たくてレンタル。


時々、涙を誘われるものの、話の内容というよりも、音楽と演技に誘われて、というカンジなので、若干微妙。
リース演じるベッキーが、ツライ過去ゆえに・・・というエピソードがまったく見えない。
ツライ過去ゆえに・・・というのは、パッケージに書いてあるだけなので、書いてなかったら、そのせいでとは誰も思わないんじゃないか、というほど、きっかけが薄い。


それに。。。
まったく“悪女”っぷりを感じられない。
必死に生きて、夫のために頑張る女性、だと思うのだが・・・。


色男だったらしい、ベッキーの旦那も色男な素姓はまったく見えず、ベッキー一筋だし。
アミーリアは気づくの遅すぎるし。


時代背景のせいだとはすべて言い切れない箇所も多々あります。
むしろ時代背景を生かしきれていないような。
あれじゃ、時代に翻弄されて、とは言い難い。
ストーリーすべてが悪いわけじゃなくて、いまひとつ、足りないのだ。
そうそう、大事なところでの盛り上がりに欠けるんだ。惜しい!


救いなのは、リースの演技と踊りがキレイだったのと、アミーリア役の女優さんは好みの顔だったこと(^-^)。
波瀾万丈なハズなのに、淡々とした流れでした。