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取り急ぎ、最近読んだ本。

珊瑚色ラプソディ@岡島二人

「99%の誘拐」という方を読みたかったのだが、なかったので、とりあえずどんな作家さんなのかな、と思ってコレを。
軽く読める感じで、おもしろかった。
え、どういうこと、どういうこと?と読み進められた。


けど、この手の話はあまり好きではない。
というのも。


以下ネタバレ含む。


沖縄が舞台になると、どうも神だとか、島の強いつながりだとかが多く出てくる。
それを否定するつもりはなくて、事件や動機の流れに結びつけて、沖縄魂みたいなところに、落ち着かせるのが納得いかないのだ。
推理小説に、そういうのが入ってくるのがスッキリしないのである。


なので、どうもあらすじに沖縄が入ってくるのは苦手。
ま、でも、この小説は軽い方だったので、初めて読んだ作家さんだし、まだ他の本も読んでみようかな、というところ。


十津川警部「告発」@西村京太郎

これは、ちょっとSF?ちっく。
でもって、外国小説みたいなカンジ。


珍しく、電車もアリバイ工作もなく、バーチャルなイメージで進められていく作品だった。
現実味は帯びないんだけど、「ホントにあったら・・・」と想像したりして怖くなったりもする。
ハードボイルドなところもあったかな。


ただ、残念ながら、最後、強引にまとめた感が否めない(^-^;)。


十津川警部「故郷」@西村京太郎

沖縄に引き続いては、この、故郷の結びつき系も、実はあまり好きではなかったり。
あと、政治が絡んでるのも好きではない。
じゃあ、読むな!と思われるかもしれないけど、それとこれとは話が別で・・・。


こちらも、突如容疑者が現れるので、少しビックリ。
うーん。


西村京太郎好きなんだけどね。


まだまだ西村京太郎、あります。
今週はあと5冊。